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絵本の読み聞かせ [子育て]

今朝は、小学校6年生の娘のクラスで
絵本の読み聞かせの当番でした。

子どもが成長する間、親には色んな役割が回ってきます。

登下校の見守り、ハタ持ち、クラスの役員、お祭り委員 etc.

数ある役割の中で、もっとも遠慮したかった読み聞かせボランティアでした。
人前で読み聞かせなんてとんでもない!と、ずいぶん尻込みしていましたが、
娘が4年生の時、うっかり役員選択の時に間違って読み聞かせを
第一希望にしてしまったようで。

なんというドジ…
(いつもこんな感じなんですが[わーい(嬉しい顔)]

読み聞かせボランティア活動の日は、朝、授業前の15分、
親や地域の人が一人か二人、子どもたちの教室に入って絵本を読みます。
初めての時、子ども相手に大人げないくらい緊張して絵本を読んだのですが、
思いのほか子どもたちが真剣な眼差しで聞いてくれているのを見て、
考えが変わりました。

上手には読めないし、「読むことが楽しい!」と言えるまでの
余裕はありませんが、こちらがリラックスして読んであげるといいみたい。

今日はもうすぐ卒業を控えた6年生の娘のクラスで、
少し幼いかな?とは思いましたが

「100かいだてのいえ」 (作 いわいとしお 偕成社)
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「ちきゅうはメリーゴーラウンド」 (詩 まど・みちお 小峰書店)
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より、
てをつなごう
を抜粋して読みました。

100かいだてのいえは人気のある絵本のようで、
「知ってる人?」と聞くと、クラスの3分の2くらいの子は
手をあげました。

次の展開を知っている男の子が、
「次のページは何の動物やったっけ…」と記憶をたどりながら
ニコニコして聞いてくれています。
総じてこれくらいの頃は男の子の方が幼いもので、女の子の方はクールな表情なのです。

もうすぐ卒業する子どもたちに、まど・みちおさんの「てをつなごう」を
セレクトしたのは娘でした。
クラスのみんなが手をつないで、心が一つになって卒業したいのだそう。

私が読み始めると、最前列に座っていた男の子が、
隣の男の子とさっそく手をつないでいました。
「お、つないでるね」と言うと、「ヘヘッ」と照れ笑い。

読み聞かせを終えると、いつもの通りの授業が始まります。
ただ、学校のこんな小さな取り組みがとても大切に思えた朝でした。

さ、私も仕事です!


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